(前ページより)
今日の状況では4K放送はスカパーの4K放送しか見られません。来年にはBS11チャンネルが搭載
された4KTVも出ることでしょう。総務省が実用放送の開始日を公表しました。(下段参照)
メーカーは総務省がチャンネルの割り当てをやっと公表したので放送開始前に向けてBS4Kと
110度CS4Kのチューナー搭載4KTVを生産すると思われます。(110度CSは左旋円偏波なので
搭載するか私自身分かりません)アンテナからTVまでの伝送環境(ブースターや分配器など)が
今の状態でそのまま行けるのかそれも私自身、判明できていません。
現在、4Kのコンテンツを提供しているのは放送だけではありません。インターネットを介して
YouTube、dTV、Netflix、Hulu、ひかりTVといった所が配信しています。
これらのコンテンツを見逃さずに4K映像を楽しむのも4KTVでなければ駄目です。
BS4Kの搭載チューナー付きの4KTVが出るのを待つも良い選び方ですが、ネット配信の4K
コンテンツを楽しむために早く購入するのも一つの選択肢です。
ただ購入前にネットでの4K配信が本当に4Kで見られるのか確かめて購入しなければなりません。
TVの機種によっては4K映像でもHDでしか見られないものもあります。
また4Kビデオカメラを持っている人はそれを見るための一つの映像機器として購入するのも
良いのではと思います。
番組の録画に関しては現在のスカパー4Kの場合はチューナーのUSBから外付けハードディスクに
録画出来ますが再生はそのUSBにつないだ機器からのみ再生できます。よってもし他の家に
持って行き見せてあげる場合、チューナーごと持って行かなくてはなりません。著作権の問題で
そういうガードが掛かっていますので来年のBS4Kも同じではないかと思われます。
チューナー搭載の4KTVですとやはりUSBにハードディスクをつないで録画し、見るのはそのTVで
しか見られないと思います。
先日、総務省の発表によればNHKと民放4局は2018年12月1日から4KBSの放送を開始します。
日本TVだけ2019年12月1日に放送開始です。BS左旋方式のNHKの8K放送とWOWOWなどの民間
4社の4K放送は2018年12月1日から2020年12月1日に順次始まります。
★ 8K放送について
8K放送とは横が7680画素数、縦が4320画素数でHDの16倍、4Kの4倍という超精細高画質の
画像システムです。一般の家庭で8畳の部屋ですと精々大きくても70インチまでのTVしか
置かないでしょう。TVから1メートル以上は離れなくては目が疲れるし、目を痛めます。
それ以上TVから離れますと人間の目の解像度としては4Kも8Kも見分けがつかないと思われます。
映画館の様なスクリーンが大きなものであれば5メートル程離れた場所で見た場合は4Kと8Kでは
格段の画質違いが分かります。(視野が左右の両端が見えない程のスクリーンとの距離です)
大変値打ちがあります。
ですから私は一般家庭では8K映像は必要ないと思っています。
現在、NHKの各放送局に行けば8Kの試験放送を見ることが出来ますので興味あるかたは一度
足を運んでください。ひょっとすると地方の局は8Kの受信機を置いていない場合がありますので
行く前に電話等で確認して下さい。
NHKは酷いほど8K放送にこだわっています。8K放送のために莫大な費用を費やしています。
前述したとおり一般家庭には8K放送は無駄遣いだと感じています。
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