知っていて得する話 続き 2
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★ 放送の画質について
 現在のアナログ放送でも画質は良くなっていますが、BSデジタルのハイビジョン(高精細度)
 放送を見るとその画質が比べものにならないほど綺麗なものです。
 画面比は16:9で大きな画面で見るほど迫力があります。
 地上波デジタル放送はハイビジョン放送ができます。地上波デジタル放送が開始され
 月日が経つにつれ、ハイビジョン放送も多くなってくる事でしょう。殆どがHD(ハイビジョン)に
 なるのもそう遠くではないと思われます。こうなると先にお話ししたように8年間のアナログ
 もサイマル(同一)なので、HD放送からアナログ(SD放送)へ変換しなくてはなりません。
 この変換することをHDからSDにダウンコンバートすると言います。略して「ダウンコン」と言います。
 アスペクト比(画面比)も16:9から4:3に変換されます。
 ダウンコンすると横長から4:3に変換するので左右両端がカットされた状態になります。
 現在NHKの正午のニュース(他の時間帯もある)はBSデジタルと地上波とサイマル放送
 をしています。BSデジタルではHDで放送していますので左右のスタジオセットが全部
 見えていますが 4:3の地上波では左右見えない部分があります。
 
 HD(ハイビジョン)の定義は720p、1080i、1080pとされています。
 720や1080の数字は画面の有効走査線の数を表しています。
 その次の i はインターレス(飛び越し走査)を  p はプログレッシブ(順次走査)
 を表しています。
 現在の地上波放送は480iです。
★ D端子について
 受像機のところでD4端子入力というのが出てきましたが、横長TV受像機にD3端子
 D4端子入力が付いた製品があります。このD端子はデジタルの端子ではなくアナログの
 コンポーネント信号入力です。輝度信号、色差信号それに走査線、アスペクト比、
 インターレス/プログレッシブの情報が送られてきます。これにはD1〜D5までの規格があり
 走査線の数と走査のやり方によります。
 D1は480i
 D2は480i、480p
 D3は480i、480p、1080i
 D4は480i、480p、1080i、720p
 D5は480i、480p、1080i、720p、1080p  迄対応しています。
 私が現段階でD4端子つきを薦めたのは1080pの送り出しを放送局側がしないだろうと
 思っているからです。
私が永年勤めていた朝日放送と2年間出向していたCS放送のSKY−A両社の
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