知っていると得する話
今回は4K映像についてお話しましょう
★ 現在のTV放送はハイビジョン(高精細)High Definition(HD)放送です
地上波デジタル放送はUHFのアンテナで直接受信の場合は見られます。
BSとCS放送を直接受信しようとすれば110度用のBS・CSアンテナがひつようです。
ケーブルTVはアンテナなしでケーブルTV会社から配信されますが加入が必要です。
「アメニティー上甲子園」では地上波をケーブルTVと契約してBS・CSアンテナはマンションの
物を使いそれを混合して各部屋に分配しています。
ハイビジョン画質は横が1920の画素数で縦が1080画素数あります。横の画素数が約2000の
の画素数なので2K(Kは1000の単位)と私は言っていますが 一般にはHDと言っています。
最近、4KのTV受像機が出ていますがこれは横が3840画素数、縦が2160画素数で 横・縦
共にHDの2倍あり映像面積にすると4倍になります。3840画素数が4000画素数に近いため
4K画質と言っています。デジタルカメラでよくXXX万画素と言われますがHDでは207万3600
画素ですが4Kでは829万4400画素です。
4Kの放送も行われています。CSでスカパーの595Ch 596Ch 597Chで放送していて
これを受信するのは124/128度CSのアンテナが必要です。
そしてスカパーのプレミアムサービスに加入しなければなりません。現在販売されている4KTVには
そのチューナーが内蔵されたものも発売されています。
初期の4KTVはチューナーが内蔵されていませんので4K受信用チューナーがソニーから発売
されていますのでHDMIという端子でチューナーと4KTVをつなぐと4K放送が見られます。
この4K放送はあまりコンテンツがなく再放送ばかりでうんざりです。
勿論、この放送はケーブルTVでも見ることが出来ます。
民生用のビデオカメラはHDと4Kのビデオカメラが出ています。4KのビデオカメラはHDに比べ
比べものにならないほど綺麗ですがこれを見るためには4KTVが必要です。4KTVはHD画質でも
4Kにアップコンバートしてくれる機能が付いていますが、真の4K画質をつないだものと比べれば
画質がかなり劣ります。
最近の4KTVはHigh Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)、頭文字を取って「HDR」と書かれて
いるTVを目にします。これは明暗の巾を広くし輝度を見た目に近づける技術です。日陰がある建物と
青空に浮かんだ白い雲の風景を想像して下さい。写真に撮ると白い部分は飽和して雲自身は
濃淡が無く白飛びしてしまいますがHDR技術だと白い雲も見た目通りモコモコした濃淡のある雲に
再生されます。
2018年にBSの4K放送が始まります。NHKと現在BS放送を行っている東京キー局5社に
チャンネルが割り当てられます。そしてBS左旋という別アンテナが必要なWOWOWを始め4社の
4K放送とNHKの8K放送が割り当てられています。それから110度CS左旋の放送もあるようです。
これらの放送を受信するには新しいチューナーが必要となります。現在の4KTVにはこのチューナーが
搭載されていません。
★ 4KTVに買い替えの時期がきているが いつ買えば良いか?
続きは右の矢印をクリックして下さい。
平成29年1月27日改稿